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HistoCore MULTICUT R - 半自動回転式ミクロトーム

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新たな世界を発見—研究の新しいアプローチ

あらゆる研究ニーズに応じた、迅速なトリミングと一貫したカッティング

HistoCore MULTICUT R は手動ミクロトームの速度と電動試料送りの精度を兼ね備えており、一貫性と再現性のあるパラフィン切片を作成することができます。

ライカ バイオシステムズは、145 年以上にわたり市場をリードしてきたミクロトームをベースとして、連続セクショニング向けに設計された次世代のミクロトームを提供しています。オプションの電子冷却デバイス RM CoolClamp を用いて、試料ブロックを長時間低温に保つことで、複数の切片で一貫したスライス厚が得ることができます。新しいモデルでは、2 in 1 ナイフホルダーを用いることで、ナイフホルダーを交換せずにハイプロファイルとロープロファイルナイフを迅速に切り替えることができます。

  • 新しいカスタマイズ可能な粗送りホイールにより、迅速なトリミングが可能で、手動で回転するか、または自動でボタンを押すだけで、好みに応じて試料を前進・後退させることができます。
  • メモリー位置をセットすることが可能で、試料ブロックに最適な試料交換位置が記憶されます。
お問い合わせフォーム ご購入前のお問い合わせ。 お電話はこちら: 050-1807-0257  

製品仕様

一般的事項

タイプ: 半電動式
定格電圧: 100 / 120 / 230 / 240 V AC
定格周波数: 50/60 Hz
最大消費電力: 40 VA
保護クラス: I
電源ヒューズ: 2 x 1.0 AL、250 V
汚染度: 2
過電圧カテゴリー: II
最大熱放射: 70 J/s
作動温度範囲: 18°C から +30°C
保管温度範囲: 5°C から +50°C
作動中の相対湿度: 20 % ~最大 80 %、結露なきこと
保管時の相対湿度: 10 % ~最大 85 %、結露なきこと

寸法および重量

本体  
幅(ハンドホイールと粗送りホイールを含む): 477 mm
奥行き(切片屑トレーを含む): 620 mm
高さ(上部トレーを含まず): 295 mm
重量(アクセサリを除く): 約 31 kg
コントロールパネル  
タイプ: セパレート式コントロールパネルおよびハウジングに内蔵の本体コミュニケーションディスプレイ
幅: 94 mm
奥行き: 193 mm
高さ: 50 mm
高さ(傾斜位): 81 mm
重量(本体のみ): 0.5 kg

ミクロトームの性能仕様

試料送り: 約 24 mm ±1 mm
上下動: 70 mm ±1 mm
  標準クランプ:55 x 50 x 30 mm
大型カセットクランプ: 68 x 48 x 15 mm
電動セクショニング速度: 該当せず
試料リトラクション  
手動セクショニングモード: 5 ~ 100 µm 間、5 µm 刻み、オフに設定可能
電動セクショニングモード: 該当せず
試料オリエンテーション  
水平: ± 8°
垂直: ± 8°
切片厚設定  
範囲: 0.5 ~ 100 µm
設定値: 0.5 ~ 5 µm 間、0.5 µm 刻み
  5 ~ 20 µm 間、1 µm 刻み
  20 ~ 60 µm 間、5 µm 刻み
  60 ~ 100 µm 間、10 µm 刻み
トリミング切片厚設定:  
範囲: 1 ~ 600 µm
設定値: 1 ~ 10 µm 間、1 µm 刻み
  10 ~ 20 µm 間、2 µm 刻み
  20 ~ 50 µm 間、5 µm 刻み
  50 ~ 100 µm 間、10 µm 刻み
  100 ~ 600 µm 間、50 µm 刻み

その他の仕様

ハンドホイールバランスシステム:
ハンドホイールロック/ブレーキ: 2つの機械的ロック
安全ハンドホイール: 該当せず
粗送りホイールの回転方向: 時計回りまたは反時計回りを選択可能
切片屑トレー  
タイプ 標準
切片屑トレー容積 1400 ml
選択可能なカッティングモード  
ロックモード: - リトラクション有効時
シングルモード:
連続モード:
ステップモード:
プログラムモード:
ナイフホルダー  
タイプ: ハイプロファイルとロープロファイルの 2 in 1 方式
縦方向: ± 24 mm
横方向: 3 位置
横移動機能: ナイフホルダー CE クランプトップによる
特徴  
残存送り距離インジケーター 光学的
切片カウンター
切片厚合計表示
メモリー位置
高精度のセミシンセクショニングのための特殊スピンドル
高精度のセミシンセクショニングのために拡張された低速調整機能
試料ヘッドの高精度な 3D 停止位置

製品の特徴

カスタマイズ可能な設定により、快適性と効率の向上

新しい手動粗送りホイールやボタンを押すだけで、試料を快適に前進・後退させることができます。また、ユーザーが選択可能なメモリー位置機能により、試料ブロックに最適な試料交換位置が記憶されるので、迅速・効率的なトリミングが可能になります。

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HistoCore MULTICUT R Hero Right

ワークベンチの省スペース化—ミクロトーム上にツールを置けます

新モデルではミクロトームの上面のスペースが 40% 拡大しています。ブラシ、替刃、クロスなど、より必要なツールをより多く置くことができます。

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上部トレーの比較

ヒト組織以外にも、あらゆる研究ニーズに応じた高品質なパラフィン切片が作製可能

このミクロトームは、連続セクショニング向けに特別に設計されており、オプションの電子冷却デバイス RM CoolClamp を用いて試料ブロックを低温に保つことにより、複数の切片で一貫したスライス厚が得ることができます。また 2 in 1 ナイフホルダーにより、ナイフホルダーを交換せずにハイプロファイルとロープロファイルナイフを迅速に切り替えることができます。

フォースバランスシステム

独自のフォースバランスシステムは、各種サイズの試料ブロックや RM CoolClamp を取り付けることができるため、試料ヘッドのバランス不良に起因する負傷/損傷のリスクを最小限に抑えることができます。

精密オリエンテーションシステム

常にミクロトームの 0 ポジションのホームに戻ることができます。精密オリエンテーションシステムにより、切片作成前に試料の位置を正確に決定することができます。

簡易比較チャート

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    HistoCore BIOCUT R

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    HistoCore MULTICUT-R-600x420

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    HistoCore AUTOCUT R

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    HistoCore NANOCUT R

製品

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HistoCore BIOCUT R

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HistoCore MULTICUT-R-600x420

HistoCore MULTICUT R

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HistoCore AUTOCUT R

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HistoCore NANOCUT R

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タイプ 機械式 半電動式 電動式 電動式
精密オリエンテーションシステム
フォースバランスシステム
2 in 1 ナイフホルダー
RM CoolClamp による試料の冷却オプション
標準切片屑トレー
静音リトラクション
回転方向をカスタマイズ可能な粗送りホイール
後端位置への高速移動
メモリー位置
電子ブレーキ
高精度のセミシンセクショニングのための特殊スピンドル
高精度のセミシンセクショニングのために拡張された低速調整機能
試料ヘッドの高精度な 3D 停止位置

ダウンロード

取扱説明書

証明書

資料

FAQ(よくあるご質問)

HistoCore ミクロトーム
新しい HistoCore RM 静電気防止型トレーは従来の RM22xx シリーズにも装着できますか?

いいえ、ミクロトームのベースプレートの寸法が相互に異なるので適合しません。

新しい静電気防止型切片屑トレーはどのようにコンタミを防ぎますか?

静電気防止型切片屑トレーは、耐性のある静電気防止材料で作られており、トレーの壁に堆積物が付着するのを防いでいます。

新しい 2 in 1 ナイフホルダーは従来の RM22xx シリーズと互換性がありますか?

はい、ただしナイフホルダーと 2 in 1 ナイフホルダーとの組み合わせが条件となります。

2 in 1 ナイフホルダー用の新しいナイフホルダーでもバックライトは使用できますか?

いいえ、2 in 1 ナイフホルダーのベースにバックライトのための切り欠き部がないため、使用できません。

従来の RM22xx シリーズのアクセサリのうち、HistoCore RMに使用できないものはありますか?
  1. 小型切片屑トレー
  2. 大型切片屑トレー
  3. 上部トレー – HistoCore RM の上部トレーは RM22xx シリーズのトレーより 40% 大きくなっています。
  4. 冷却装置 – 装置上部に置くには小さすぎます。装置の横に置くことは可能です。
粗送りホイールをカスタマイズする利点は何ですか?

利便性と使いやすさー粗送りホイールの回転方向をオペレーターの好みどおりに選無ことができます。この機能は RM22xx シリーズから引き継いだもので、オペレーターは慣れ親しんだ回転方向でトリミングを迅速に行うことができます。

後端位置への高速移動機能の利点は何ですか?

試料ヘッドがフロントから後端位置へ戻る速度が、旧シリーズでは 26 秒であったのに対して新シリーズでは 13 秒に短縮されました。この迅速化により、試料ヘッドが毎回後端位置に戻るセクショニングプロセスの所要時間が短縮されます。

メモリー位置の利点には、どのようなものがありますか?

同じ高さのブロックをバッチ処理でトリミングする時に、MEMOボタンのポジション記憶機能はセクショニングを迅速に行うのに役立ちます。

  1. まず新しいブロックをセットします。
  2. ブロックをブレードに近づけます。
  3. MEMO ボタンを押します(位置が記憶されます)。
  4. トリミングを実行します。
  5. ブロックを取り出して再冷却します。
  6. MEMO ボタンを押します。試料ヘッドが設定された試料交換位置に戻ります。
  7. 新しいブロックをセットし、位置を確認します。
  8. 再度トリミングを実行します。

構成

構成 1 (149MULTIRC1)

  • 半自動回転式ミクロトーム
  • 標準切片屑トレーを含む
  • 上部トレー
  • 試料固定のためのクイッククランプシステム付き精密オリエンテーション
  • ユニバーサルカセットクランプ
  • ハイプロファイルおよびロープロファイルナイフ用の横移動機能付き 2 in 1 ナイフホルダー E(ナイフホルダーベースを含む)

本体 (14052258221)

  • 半自動回転式ミクロトーム
  • 標準切片屑トレーを含む
  • 上部トレー
  • 広範囲のアクセサリの選択により大幅なカスタマイズが可能

HistoCore MULTICUT R 製品部品/アクセサリー